窓掃除と一口に言っても外側に内側に、サッシ部分もやらなければ…とやろうと思ったはいいけど憂鬱になってしまうことはありませんか?
窓の掃除はちょっとしたコツがわかれば意外と簡単にできてしまうんです。
今回は、窓ガラス掃除のコツを紹介していきます。
Q:窓ガラスの汚れの原因には何があるの?
窓ガラスの汚れは、内側と外側で異なる原因が考えられます。
A:窓ガラスの内側の汚れ
まずガラスの内側につく汚れの原因は、手垢やホコリ、煙草のヤニ、油汚れなどが
多いです。
汚れた手でガラスに触れたり、手の皮脂がガラスにくっついて室内のホコリやゴミ
が付着しやすくなります。煙草のヤニはガラスを黄ばませることもあり、落としに
くい頑固な汚れとなりやすいです。
油汚れは台所の窓につくことが多い汚れで、料理することで油が含まれた水蒸気が
発生し、ガラスを汚してしまう場合があります。
A:窓ガラスの外側の汚れ
外側の汚れは、風にのって飛んでくる花粉や砂、泥、黄砂、雨、車などが出す排気
ガスが原因であることが多いです。
空気中に含まれる砂やゴミなどの汚れは風が吹くと窓ガラスに付着し、そのまま放
置しておくと汚れが固まって落としにくくなる場合もあります。雨風が吹くと水や
泥、網戸に付着していた汚れがガラスにつくこともありますし、花粉や黄砂などが
たくさん飛んでいる時期はガラスも汚れやすくなります。
道路が近い部屋の場合は車が出す排気ガスが原因の汚れがつきやすく、いずれの場
合も汚れを放っておかず、こまめに掃除することがガラスの綺麗さを保つ秘訣にな
ります。
★必要なもの
これらの汚れに最適な掃除方法と必要なものはなんと『新聞紙』
これだけです。
結露が酷いなどの場合は窓用ワイパーなどがあると便利ですが、
なくても大丈夫です。
☆新聞紙ボールを使った掃除手順
①では最初に窓の状態を確認しましょう。外気温との差で結露が出ていないか確認
してください。もしでているならばかえってチャンスです。
②新聞紙一面分をクシャクシャと丸めて、その新聞紙ボールで窓を綺麗に拭いてし
まいましょう。水気をとりながら隅々まで拭くのがコツです。もし結露での水気が
多すぎる場合は、ワイパーで多すぎる水分をのぞいてください。
もし、まったく水気がないのであればさっと濡らした新聞紙ボールで窓を拭き、
その後乾いた新聞紙ボールで乾拭きをしてください。
Q:なぜ新聞紙がいい?
では、なぜ新聞紙が窓ふきに有効なのでしょうか。
その秘密は新聞紙に使われているインクにあります。新聞紙のインクが油分や
手垢の成分を分解してくれるので、洗剤を使用しなくても窓を綺麗にしてくれ
るんです。
また、インクによって曇り止めやツヤだし効果も期待できますよ。これを応用
すると鏡も同じようにキレイに出来ますので、
時間があるときに是非試してみてくださいね!